2018年02月13日

黑ミサTOKYO所感 その2

黑ミサ後半についての感想。

ハイドとけんちゃんがいるとはいえ、今回はラルクとは別物(アレンジもあるし)として楽しみ!と思っていました。でもそれでも、4分の2メンバーがいるからこそ、違うベース&ドラムでの演奏に、寂しさとか物足りなさを感じることとかもありえるのかな…?と事前には少しだけどきどきしてたんですけど、全然大丈夫でした笑
別物として堪能できたのは、HYDEソロのコンサートの一部、という意識があったからというのも大きいと思うんだけど、 近年(?)のラルクの曲の懐の大きさのようなものも感じた気がします。

ラルク曲は4曲くらいかな…?なんて予想していたので、半分がラルク曲だったのは結構意外でした!

+++

kenちゃんが登場する前のMCや登場してからのMCがとても良かった(楽しかった)んですけど、正確におぼえていないので省きます笑
でも、初日、ハイドが冬やクリスマスの良さを布教してくる(布教という言葉ではなかったかも?w)、ラルク入ってからも移動車でいつも…みたいなことをkenちゃんが言っていて、クリスマスの良さを一生懸命説く初期のハイド、というのを想像して、物凄く萌えてしまいましたwそんなハイド、かわいすぎない…???
2日目、「街がきらきらして綺麗じゃないですか」ってクリスマスについて言うハイドもスーパーかわいかったです…(そして私もクリスマスの街のきらきら感祝祭感が大好きなので何かうれしかったw)

初日は、kenちゃんが登場してから、ハイドの空気がやわらかくなったような気がしました。見た目も声も、表情が豊かになったような気も。

10. Hurry Xmas

初日、ぼろぼろに泣きました。
音楽は魔法だ、と思った……。

この曲好きなんですけど(クリスマスが好きだからかもしれない。あと、ミュージカルっぽさかな…?)まず前奏で、「わーーー生オケでこの曲が聴けるってこんなに幸せなんだーーー!!!!」ってなりました。アレンジのお陰もあり、まるで魔法にかけられるようなオープニング。
しかも、歌い出したハイドの歌声がカラフルで……歌だけじゃないかな、表情や、放つオーラ、纏う空気、すべてが何て、色彩と光にあふれているのだろう、と思いました。
私は、ビジュアル的にも表現的にも歌的にも、彩度(色温度、でもあるかな??)の低い感じがするハイドもとっても好きなんです。たとえばROENTGENもそうだと思っているし(曲にもよるけど)。でもそれでも、今回は、ハイドにこんなにたくさんの色彩を付与する曲の力、ラルクの音楽の力に、まず、感動してしまいました。kenちゃんも楽器隊全体もとても素敵だった。
歌も空気も、色合いが前半とがらりと変わった感じがしました。この振り幅!ハイドの空気感の変化については、この曲からは立って歌っていたのも大きかったのかも。

初日は私はコンサート前半は1度も泣いていなかったのに、ハリクリの2番Bメロあたりから涙ぼろぼろになってしまってびっくりしました。好きでも、この曲で泣いたのは初めてだったので。感動と幸せで泣いた…。

静かにしたり、テンポを変えたり、というアレンジもこの曲は素敵だったー
曲の終盤に向かって手のふりがどんどん増えてゆくのも好き&キュートでした!

11. winter fall

winter fallが特別に物凄く大好きで、今までライブで聴くたびに毎回ぐっときていたし、今回もすごく楽しみにしていたんですけど、今回多分初めて、心がまったく動かなくて、ちょっとショックを受けてしまいました……美しい歌声と美しいメロディには聴き惚れたけれど。私は歌から切なさを感じられなかったんです。

管楽器の目立つ華やかなアレンジだったから色合いが違って感じたからかな?と後から考えもしたんですけど、アレンジというより、ハイドの歌が理由だったと思います。アレンジに合わせての歌い方だったからなのかもしれないけど。

雪のきらめきにスポットライトが当てられてるみたいな、明るい印象のwinter fallでした。ダイヤモンドダストがきらきらと舞っている美しい雪原や、きんと冷えた冬の空気を感じました。

winter fallは結構、ライブによって歌の表情が変わる曲だと思っています。
原曲と同じ表情に感じる生の歌を聴いたことは私はありません。自分が行ったりDVDで観たすべてのライブについておぼえてるわけではないけど、最近(?)でも、2012年のMSGの時と2014年の国立の時で、歌の表情が全然違います。私は、MSGではハイドは主人公ではなく語り部として歌っているかのように感じ、2014年国立ではもっと生々しい痛みという感じがしました。でも、歌の表情や表現は違っても、必ず何かしらの切なさや痛みをこの曲には感じて、それがいつも大好きでした。切なくてこそ輝く曲だと、思う。

2日目の曲前に、「次の曲は、あの、ラルクの代表曲でもあります」「去年スキー場で……」と、winter fallを歌ってたカップルがいてかわいかった、みたいなMCをしていました(面白かったw)。「受け継がれてく曲なのかなあって思って嬉しかったです」とも言ってました。
今回は何故、こんなに喪失感を感じないwinter fallだったのだろう?と、初日すごく不思議だったのが、このMCを聴いて、「今回はそういう曲としてやったのかな……?」と思って、少し納得みたいなものをしました。
もしかしたら、ラルクの代表曲、ポピュラーな曲としてのwinter fallだったのかもしれない。

理由が何だとしても、せめて、今回だけ、こういう切なくない表現にあえてしたのだったらいいな……と、切に願ってしまいました。

12. MY HEART DRAWS A DREAM

空と光と年月と優しさとを感じる美しい曲だなあと改めて、しみじみと思いました。そして、広い空間がもっと広くも感じる曲です。今のハイドがこの歌を歌うと、一層深く感じます…。
初日だったかな?ハイドがけんちゃんの方を向きながらサビを歌っていたのに、ぐっときてしまいました。

13. 叙情詩

2日目の叙情詩が良くて、良すぎて、胸の奥深くに来て、とても泣かされてしまいました………
今回、ラルク曲で「この曲を聴きたい!!」と唯一特に願っていたのが叙情詩だったので、前奏の弦を聴いた瞬間に『!!!!!!』ってなりました笑
初日は、本当に美しい曲だなあ……ってしみじみしたり、歌声やギターやオケの美しさを堪能する感じの感動の仕方だったんですけど、2日目はそれに加えて、初日と感情表現の強さや深さが違うみたいに、私は感じました。
とても、愛と、信念とを感じた。永遠を感じた。

口を大きく開けて歌うときのハイドって時々、微笑んでいるように見えますよね。
丁度1番のサビの最後のあたりでそういう表情があって(たしか目はつむっていたか伏せていた)それにも涙腺が崩壊してしまいました笑 本当に微笑んでいたのか、ただの口の形だったのかは、わからないけれど。

2番サビで腕をひろげたり、胸に手をあてたり、といった、手振りが2日目は増えてもいたかも。それも大好きでした。

14. a silent letter   


初日は、「ちょっと悲しい感じの曲を聴いて下さい」2日目は、「あー…次は悲しい曲を聴いて下さい」と言ってから、たしかストリングスが鳴り出して。
初日、『このハーモニーってことは、まさか、え!?!?!?!?!?』って内心パニックになりかけましたw願望から来る思い込みだったらどうしよう、みたいな笑

iTunesで再生回数5番目以内なくらい、この曲が大好きです。孤独、痛み、旅立ち、星空、海原を感じる歌だと思っています。リリース後何年も経ってから大好きになれた。でもREALのライブに行っていなかった私は、この曲を生で聴いたことがなくて、いつか生で聴いてみたいとずっと思っていました。でも、半ば諦めてもいました笑
そして、もしもいつかまたやってくれることがあっても、きっとそれは、私が大好きなREALドームの映像でのこの曲とは全然違う色合いのa silent letterになるんだろうな、って思っていました。たとえば、遠い物語のようなa silent letterとか、宇宙から見下ろすa silent letterとか。違う色合いだとしても聴きたかったんだけれど。
でも、初日、同じだったんです。同じに感じたんです。あのREALの、凍える暗い海原や遠くの星の渦と、同じ景色をハイドから感じました。
それがとても嬉しくて、とてもつらかった。

ハイドもkenちゃんも、あの頃とは随分と違うのだと思います。
でも、それでもこんな歌の風景と感情とを感じるのは、今のハイドの内面は、かつてないくらい、REALのハイドに重なるハイドなのかもしれない、と思ってしまって、すごく苦しかった。
でも、苦しいんだけど、そういうこの曲、この歌の表現は本当に大好きなので生で聴けて感じられたのが嬉しくて……という感じでした。

どちらの日も、間奏でハイドが天を仰いでいました。目はつむっていたけれど、それで、あの先の空にはほどいて放された星があるのだろうと自然と感じて(歌詞が大好きだし、REALドームのミラーボールの放される演出と、あの間奏のそれをみつめるハイドが大好き)それにもぐっときてしまいました。

ハイドに主に意識を持っていかれてしまって、他のことをちゃんとはおぼえていないんですけど、kenちゃんは、色が変化したかな、と感じました。REALの映像や音源よりも、星の瞬きの美しさを強く感じたのは、もしかしたらkenちゃんのギターの変化からだったのかな、と思います。でも、アレンジやオケのお陰も大きいのかな(でもやっぱりアレンジほとんど思い出せない…記憶力…)

初日と2日目での変化も感じました。
初日は痛みをとても強く感じました。
2日目は痛みも感じたけれど、初日よりも、寂しさを強く感じました。そして、優しさも感じました。
だから、より、REALを思い出したのは初日でした。でもこれは、もしかしたら、初日はREALが重なることの衝撃が大きすぎて、それを想起しすぎて、多少バイアスがかかった感想になっている、ってこともありえると思います笑
初日も2日目も、本当に、大好きでした。
初日は泣きすぎてしまってうまく息ができなくて苦しかったけど笑

初日はどうだったか思い出せないんだけれど、2日目、ささやくような歌い出しだ、と思った気がします。
すべてが素晴らしかったけど、最後のサビが圧巻でした。
『波間に見上げた星の渦が綺麗だよ』と歌いながら、薄く目を開いて右斜め上を向いていたハイドが、とても美しかったです。

15. forbidden lover

a silent letterからのこの曲で、凍える海にいる、と思いました。『ようだ』とかじゃなくて。会場はあたたかかったのに、寒いような気すらした。
kenちゃんの曲も、ハイドの歌も、ここではないどこかの空間に連れて行ってくれることがとても多いのですが、生で聴くこの曲この歌の持つそのパワーとスケール感は、特に圧巻。今回、ラルクではなくても変わらないのだということに少し驚いたほどでした。(forbidden loverは特に、yukihiroのドラムじゃなきゃ曲が成り立たない!とか、ラルクがやってこその曲!くらい普段は思っているタイプの曲(カバーとかで聞きたいとは微塵も思わない)だったのに、まったく気にならなかった。黑ミサについて、ラルク曲をやってもそれは別物、HYDEソロとして聴く、という気持ちがとてもあったせいもあるだろうけど、それほどまでに曲自体と歌の、エッセンスを伝えるパワーが絶大だったのだと思う)

初日はこの曲の後にハイドが涙を拭っていたのをおぼえています。

16.雪の足跡

初日は「あー、えーと、忘れかけたところで冬の曲に戻りたいと思います」と笑

曲の後に、冬のあたたかさについてのMC(「暖を取ろうとするじゃない。人が集まったりするところがあたたかいなと」「外が寒ければ寒いほどあたたまろうとする気持ちがあたたかいなと思います」「この曲も冬景色のあたたかさ、寒いから手を繋ぐとか、そういうのもあたたかいなと」「すごく僕のイメージ通りの冬の、素敵な冬のあたたかいイメージ通りの曲だったのでね…」などなど)をしていたけれど、本当にそういう、冬や雪のあたたかさ、優しさ、つつみこむ感じが伝わってくる歌、曲だったって思います。

初日のkenちゃんのハイド観(こういうところが気楽に曲が書けるとこなんですよ(ハイドに対して)、とか、目にプリズムが入ってるから見えてないとこが見えるんですね、という言葉)が、とても素敵でした。

17. 星空

初日、「クリスマスの素敵な夜だからこそ、平和と大切な笑顔の永遠を祈って歌いたいなと思います」と。
こう言うハイドが大好きだ、ってとても思いました。

大きな会場にひろがってゆく、満たしてゆく、空間を突き抜けてゆく、ハイドの強力なのびやかな歌声が素晴らしかったです。

この曲の、ここではない場所、 情景を見せてくれるパワーは本当にすごい、と思う。映画のよう。
実はリリース当時、私はこの曲が少し苦手だったのですが(主に、英詞部分の直接的で具体的な表現が理由)その頃ですら、日本語詞部分の見事な筆致(それは、曲展開、歌詞、歌、音、すべてのコンビネーションなのだと思う。でも今回はラルクじゃないから音は違ったわけですけど、今回も感じました)に圧倒されていました。
今はもう、好きな曲なので、更にです。そして今のハイドの歌声だと、AWAKEの頃よりもL’7の頃よりも更に説得力があるようにも思います。(ハワイアンシエルでも聴いたはずなんですけど、その時のことはあまりおぼえていない……星空の下で星空を聴けたのが嬉しかったおぼえはある)

18. 未来世界

堀向さんの美しきピアノ伴奏のみで。前奏がきよしこの夜の最後の♪sleep in heavenly peaceの部分をフィーチャーしていました。

初日、皆が良い夢を見れるように、みたいなことを言ってからだったので、SWEET DREAMSなのかな?って一瞬思ったら、この曲だったので意外でした。私はこの曲に良い夢を見られるイメージがなくて…むしろ、すごく、悲しい歌だと思っていたし(OVER THE L’Arc en Ciel以来、この曲を聴くと気落ちしてしまう癖が出来てしまった…リリース時はもっと好きな曲だったんですけど、あの映画以来どうしてもこの曲で悲観的にもなってしまう)しかも今の(VAMPS休止直後の)ハイドが歌うこの歌は特に悲しく響きそうな気がしたから。
でも、ハイドにとってはこの歌はそういう歌なのかな、って思って、はっとしました。
ハイドはファンのことを弟や妹みたい、ってことを昔から言っていましたよね。ハイドのファン達への接し方って、ファンの実年齢にかかわらず、自分よりもかなり年下の存在への優しい愛情を感じることが多いです。
だから…『僕は叶わなかったけど君なら行けるきっと』っていう君への優しい歌が、君の良い夢に繋がるのかなあ………でも私は(そしてきっとかなり多くのハイドファンは)たとえ自分が未来世界に行けたって、ハイドにそれが叶わなかったら、物凄く悲しいと思う…。
……とか色々考えちゃったんだけど、そういえばこの曲の歌詞、最後は『良い夢見てgood night』でしたねw忘れてた…それでの言葉だったのかな?

歌い出す前に思った通り、やっぱり今のハイドの歌うこの曲は、すごく寂しかったです。というか私はとても冷静に聴けなかったから、あんまり、おぼえてない……。
特に2日目がそうだったけど、初日も、声がふるえていたところもあって。だから、ここまでに比べたら上手な歌ではなかったのかもしれないけど…でも、こういうハイドの瞬間の感情を感じる歌もまた好きだし、ライブの、生の、醍醐味のひとつでもあるとも思います。

+++

2日目、未来世界の前に、(終わってしまうことが)寂しい、と言って、泣いてしまったハイドに、やっぱりかなり胸をしめつけられたんだけど、でも私は結構、涙をある意味ポジティブな気持ちでも受け止めていました。
金子先生の件に限らず、今のハイドの胸には穴があいているのだろうと、黑ミサを通じて感じました(もっとも感じたのは、a silent letterで)。そして少ししてから、20年前のインタビューで『胸にちっちゃな穴がいっぱい空いてるような気がする。その隙間を東京ドームで皆の愛情で埋めたい』というようなことを言っていたハイドを思い出したんです。
今の穴は、20年前とはタイプが違うものだろうとは思うけれど…きっと、皆の愛情は、今回も、ハイドの胸の穴に流れ込んでくれたんじゃないかな、愛を感じたからこそ、寂しいという感情があったんじゃないかな、なんて思いました。そう、思いたい、多少楽観したい、というところもあるかもしれないけど笑

+++

色々なことを思った黑ミサでしたが、良い音響と良いサウンドと共にHYDEの歌声を堪能したい、という願いと、集中できなくなるような演出なくシンプルに、美しい照明と共にHYDEやラルクの曲を聴きたい、という願いの両方が叶ったコンサートで、本当に嬉しかったなあ、と思います。

私は、何事も好き嫌いがはっきりしているというか…大好きー!ってなる音楽の幅も狭いとよく思います(でもロックもミュージカルもクラシックも聴くのが好きってことは狭いわけではないのかな?各ジャンルの中での好き嫌いが多いのかな??)だからきっとこの先も、ハイドの音楽なら何でもこの上なく好き、とはならないしなれない(とはいえハイドの音楽に大好きな音楽がもちろん多いんだけど。『静』のROENTGENも『動』の666&FAITHも大好きだし、VAMPSも大好きな曲がいくつもあるし、ラルクは言わずもがな。そして私はハイドの詞と『歌』が、本当に好きなんだなとつくづく思う。)
でもそういうことを越えて、ハイドが創ったり歌ったりすることってとても楽しみなんです。そして、楽しみというだけじゃなくて、ハイドの行く先に『たくさんの光がいつの日にもありますように』と、改めて思いました。願うと同時に、そんな未来を信じています。

philomel at 23:52|PermalinkComments(0) ライブ感想 | HYDE

2018年01月18日

黑ミサTOKYO所感 その1

物凄く久しぶりにブログでライブ感想を。このブログ、ROENTGEN大好き芸人みたいですね……笑
ROENTGEN曲をやるのならば、少しでも記憶にとどめたくて、今回もメモを取りながら観ていました。でもあんまり取れませんでした笑
そんな感じで、レポではないんだけれど、2017年12/23と24の、黑ミサ TOKYOに寄せて思ったこと。

多分すごく長くなるので、結論を先に書くと、私にとっては理想というわけではない部分もあったんだけれど、でも、この二夜の記憶があれば、『遥かな季節も渡って行ける!』という気持ちになったみたいな、特別な時間でした。
とてもハイドの存在を感じたから、かもしれません。

私にとっては、耳がほとんどすべての曲に、精神が主に後半の曲とForbidden Coloursによって満たされたコンサートでした。
美しい歌声と音にあふれていました。時折、音が空中できらきらと光っているみたいな風に感じた!
ROENTGEN曲パート(6曲)→カバー曲とVAMPS曲(3曲)→ラルク曲パート(9曲)という構成でした。

幕張メッセなので、音がどうなるかが非常に心配だったのですが、杞憂に終わりました。私の席は初日はDブロック上手、2日目はEブロックセンター前方だったんですけど、美しい音達を、そして声を!いっぱいに感じることができました。嬉しかったー!
そして、会場中の床に赤い絨毯が敷いてあったんです。それもとても嬉しかった、聴覚的にも視覚的にも体感的にも。

開演前SEで、単旋律の男声合唱(記憶が曖昧なんですけど、低音だけではなくカウンターテナーやボーイソプラノも入っていたのかも…?いずれにせよ女声はなし)によるラテン語聖歌がずっと流れていました。多分グレゴリオ聖歌だと思うんだけど……何だったか気になる!w

遠くてよくは見えなかったんですけど(笑)ステージセットの雰囲気が素晴らしかったです…とても、welcome to HYDEIST…な感じ。わかりやすく、俗っぽく言えば、『リアル籠ピカ!』でしたw HYDEISTの夢の具現化みたい…
このステージセットといい、グッズの数々といい、HYDEISTだなあって感じで…多分数年前だったら私はそれだけでも夢心地になったことと思います。今でもHYDEIST的なものは大好きだけれど、2013,4年頃にVAMPSをそれまでよりも真剣に好きになってからは、だんだんと、HYDEIST的なものを求める気持ちが薄れていた(薄れさせた、ところもあったのかも)ので。苗場のROENTGEN NIGHTや富良野黑ミサで満たされたから、というのも多分あります。VAMPSの休止発表直後だったというのもきっと、影響しています。以前くらい強くHYDEISTに焦がれていたら、黑ミサTOKYOの会場に入るだけでうるっときていたかもしれない。
それにしても、籠の中に光が灯っているのって、本当にいいですよね……私にとってHYDEって元々こんな存在だなあなんて、具現化した籠と光を見ながら、思いました。
ハイドの『うた』は、私にとって光です。

+++

黑ミサを聴いて、ROENTGENは私が思っていた以上に、繊細な音楽だったのだと思いました。
黑ミサのROENTGENは、今までに触れたのとは色合いの違うROENTGENだと感じました。
苗場も、富良野も、大きくはない空間で、小編成だからこそ、ROENTGEN原曲の色合いや陰影や静謐さはそのままに、新しい息が吹き込まれていたのかもしれません。
苗場はたしかキャパ1000人くらいで、そこまでの小さい場でこそ、とは思わないんですけれど、たとえばホールとかの、もう少し小さい規模で聴けたら、もっと『静』のままのROENTGENが存在し得たのかしら?なんて風には思いました。(もしかしたら空間の規模の大小だけじゃなく、空間の解放感の大小の影響もあるかな…?)
また、今回とは違う、小さなつくりでのROENTGENも是非聴いてみたいと、とても思います。

以下、順を追って。

UNEXPECTEDのインストロメンタルがかかる中、出演者の方達が出ていらっしゃいました。
やがて絃楽器が奏で始めたのは、

1. WHITE SONG

私はこの曲が、ROENTGENで1番好きです。
苗場のROENTGEN NIGHTや黑ミサ富良野で聴いた時はキーが少し上げられていたんですけど、今回は原曲キーでした(行った友人達の話によると、2016年の黑ミサから原曲キーみたいです)。

2日目は、『Breathe』と、一言目を聴いた瞬間に泣いてしまいました…そのひとことで、ひとふしで、はりつめた空気や、寒いからひそやかにしゃべるような、そんな季節を感じたんです。ハイドのこういう歌の筆致のあざやかさが、本当に大好きだ、と思います。

しかし実は初日は、あまりこの曲で曲の世界に引き込まれませんでした。
何故初日と2日目で違って感じたのか、音やアレンジについてはあまり思い出せないんですけど、歌は、2日目の方が最初から、やわらかくよりのびやかに自由に感じたから、2日目には曲の世界にぐっと引き込まれたんだったと思います。
生でハイドの歌を聴いているとよく、空間がどこまでもひろがっていって、今ここに実在しない世界に連れていってもらえているような感覚になるんですけど、2日目はそれを感じました。

最後の『once again』の部分が、初日はまるで決意をするように、言い聞かせるように、はっきりとした、少し硬質な歌い方だったおぼえがあるんですけど、2日目はそこをやわらかく歌っていたのが印象的でした。2日目の方が心の深くに響いてくる感じがして、好きでした。
2日目のCメロもとても好きで…
2日目はこの曲の間ほとんどずっと涙していた気がします笑

2. SECRET LETTERS

壮大で、華美に感じるイントロのアレンジで、どの曲だかしばらく気づきませんでした。
私はROENTGEN全体にイギリスやヨーロッパの空気や陰影を色濃く感じて(OASISは当時のハイドも言っていたようにアメリカ的な風景が浮かぶけど、でもイギリスの匂いも感じる)それはこのアルバムを特別に大好きに感じる不可欠な要素のひとつだし、日本に生まれ育ったハイドがあの世界を描いたという見事さも大好きな理由のひとつなのですが(最初に聴いた頃、私はブリティッシュニューウェイヴをほぼ知らなくて、だから音楽性としてUKを感じたということ以上に、本当、ロンドンの空気やイギリス的な色彩を詰め込んだみたいなアルバムに感じて、その感覚と表現の鋭敏さに感動したんです)このイントロには原曲に感じていたようなヨーロッパの空や暗さや陰の深みは感じなくて、代わりに日本的で大衆的な泣きや、大仰なメランコリックさを感じて、びっくりしてしまった。そしてイントロだけじゃなくて、イントロにほどではないけど、曲全体に似たことを感じました。

『許されぬまま途絶えた静寂』でオケの音がなくなるアレンジがあったのですが、そういう表層的に感じられる、感情を煽るような演出は、ROENTGENの曲の美しさを減じてしまうもののように個人的には感じました。ミュージカルではないので。
ミュージカルでたとえてしまいましたが、私はミュージカルが大好きです。以前はライブよりもミュージカルにたくさん行っていたくらいに。でもROENTGEN曲と、エンターテイメント的なものやシアトリカルさの相性が良いとは思えなかった…黑ミサを聴くまでは、こういう形でのROENTGEN曲を考えてみたこともなかったけれど。
ところで、この演出(アレンジ)だったということは、『途絶えた静寂』って静寂が途絶えたんじゃなくて、何かが途絶えて静寂が訪れたっていう情景だったのかな?ということに、後から気付きました。歌詞のこのフレーズについて、色々考えてみたことがなかったけど…気になりだした…

ハイドの歌声はとても美しかったです。特にファルセットが美しかった。
でも、アレンジに合わせた色合いの歌い方だったのか…他の理由もあったのか…私は苗場や音源のようには感動できませんでした。歌詞に描かれている空間や風景も、切実な感情も、私にはあまり見えなかった。ハイドと主人公の感情の間の距離がとてもあるように感じた気がします。
けれど、ところどころではもちろん感じて、特に、好き、と思った印象的な歌は、2日目の最後の、I remember〜のところでした。

私はこの曲がROENTGENで2番目に好きなので、思い入れが強すぎたせいでここまでアレンジが苦手だったのかもしれません。
アレンジャーの方がクレジットされているお三方のうちどなたなのかはわからないけど、でもどなたであっても、多分、今のハイドが表現したいSECRET LETTERSはこうだ、ってことでもありますよね。だからちょっと……だいぶ……悲しかったですw(私は何でも、『ライブが答え』って思いすぎなのかもしれないけど笑)

3. ANGEL’S TALE

今回演奏されたROENTGEN曲で1番感動しました!
絃楽器が多いオケなので、english ensembleに近いアレンジでやるかしら?(最初の黑ミサで聴いたときは、ストリングスはいなかったけどそうだった)なんてことも想像していたんですけど、そうではなくて、原曲に近いアレンジで、YUKIくんのアコギから始まりました。2日目はHYDEが曲前に「YUKIちゃんよろしく」って言ってましたね。

優しくてあたたかくて、美しい歌声でした。
とても、ぽつりぽつりと語るような遠い日の切なさ、美しさや、雪のあたたかさを感じました。
冬の日のとじこもるような感じや、懐かしいイギリスの冬の空気や、あのPVのような空の色を感じて、そこが大好きだった。

4. THE CAPE OF STORMS

割とストレートなアレンジだったと思います。
空間の広さ、どこまでも続く暗い海を感じるような、壮大な歌声でした。2日目はよりドラマチックに感じました。歌声もだけれど、表情も2日目の方が豊かだったのかもしれない…?『inside』の時に正面を見据えるような目線とか。

2日目の『Will this be my fate?』が美しくて悲しくて好きでした(初日の方が力強く感じて、それよりも2日目の陰影のニュアンスを感じる方が好きだった)。
そこへ向けての歌の盛り上がりがすごかった…この曲は、今のハイドの厚い歌声やダイナミクスのはっきりとした歌い方が特に輝く曲なのかもしれないな、って思いました。そして今回の会場やオケの編成が生きても感じたかも。ドラマチックな曲だからかな?
『where has looove gone』と、のばして(節をつけて?)歌っていた気がします。それが心地よかったです。
最後のah---と歌うところ、ゆらゆらゆれながら歌っていました。

5. EVERGREEN

歌い方もアレンジもあんまり思い出せません!何故…メモもない…直前のMCに心を持ってゆかれすぎたのかもしれません…
金子先生が亡くなられたことを『胸に穴』という表現をしていたんだけど、そのハイドの表現がすごく悲しくて、好きで、つらくて、懐かしかったので。
曲中、正面の縦長モニターに額縁が映し出されていて、ハイドが絵の中の人のようで好きでした。
感情を揺さぶられるよりも、曲や音や歌声の美しさに静かにしみじみと感じいった感じのEVERGREENでした。

6. SHALLOW SLEEP

この曲のアレンジが好きでした!
最初が静かで、2番で楽器が加わって華やかになっていたんですけど、ぱあっと視界がひらけてゆくみたいに感じました。2番のAメロでバイオリンが奏でていた軽やかなメロディが楽しくて好きでした。今も時々脳内に流れます。
美しい色彩や光をいっぱい感じたみたいなSHALLOW SLEEPでした。
ここまでの5曲で、『私はROENTGENは原曲(もしくはenglish ensemble)に近いアレンジでより感動するものなのかも…』なんて思っていたんですけど、この曲については別にそうではなかった。SHALLOW SLEEPだけはROENTGENで『普通の曲』だと以前ハイドは言っていたけど(と、友人のみゆさんのtweetで思い出した)だから、この曲は色々な形態を楽しく感じる曲なのかも??(私は実は原曲以上にenglish ensembleが好き)今回の上品で華やかなアレンジも素敵でしたし、DIST.バージョンとかもあったら楽しそう。
でもそういうことだけじゃなくて、やっぱりアレンジ自体が好みだったっていうのも大きかったのかな。

初日はROENTGEN曲の中でこの曲の歌が1番叙情的に感じて、そこが大好きでした。

7.Forbidden Colours

ROENTGENといえば&ハイドのルーツのひとつといえばデヴィッド・シルヴィアン、という印象はあれど、聴けるなんてまったく予想してなかったので、本当にびっくりしたし、嬉しかったです…(けど、よく考えたらMerry Christmas, Mr.Lawrenceのテーマなんだから、クリスマスにやりそうだって想像もできたのでは…!?wと、初日の公演の数時間後にやっと思いあたりました笑 ちなみに私は戦メリをきちんと観たことがない…観よう…)

初日、曲前のハイドのMCでLynneさんが涙をぬぐっていらして…それにもぐっときてしまった…(ハイドもLynneさんもデヴィッド・シルヴィアンが好き、という話の中で。こんな話が聴けて物凄く嬉しかったです!!ROENTGENの英詞大好きなので、Lynneさんに深く感謝しているので…。ROENTGENについて、Lynneさんと「みごとに同じ方向を向いて作品をつくれたのでとても幸運でした」と言っていました)
初日は色々胸がいっぱいになりすぎてMCをおぼえきれなかったのでw2日目はMCをメモしたんですけど笑(カッコでくくっている部分は曖昧です)
ROENTGENの元にもなってると言っても過言ではない曲をやろうと思います
「(10代の頃からハードロックを聴きながらも)彼のくらーくて耽美的なこの退廃的な雰囲気の曲をずっと聴いてきました
すごく話がわかる」←Lynneさんについて

歌い出しの低音がとても、美しくて、そして、デヴィッド・シルヴィアン的で…胸がいっぱいになりました…
ROENTGENの元になった曲、と言って、ああして、ああいう歌声で、Forbidden Coloursを聴かせてくれたことに、何だかすごく、深い気持ちになりました。奥の方にしまってある古い宝物をハイドに見せてもらったような感じで…本当に幸せでした。

ちょうど黑ミサの数日前に、3年くらい前の、ハイドがブリティッシュニューウェイヴを1時間紹介していた大好きなラジオ(Forbidden Coloursもかけていた)の一部を聴き返したばかりだったから、多分、それで余計にそう感じたのかもとも思います。

黑ミサTOKYOがとても特別な時間だった、と前半部分で私が感じた1番の理由は、Forbidden Coloursを聴いていたあの数分間の静かであたたかな、深い幸福感かもしれません。

歌も、静かに美しく奏でられてゆく音も、ハイドの空気感も、本当に本当に素敵だったんですけれど、照明も素敵でした。間奏で天井に映し出された光の模様が、木漏れ日のようだとも、万華鏡のようだとも、思いました。

8. DEPARTURES

好きな曲なので生で聴けて嬉しかった!
アレンジがとても素敵でした。
歌声もとても美しくて…『どこまでも限りなく降り積もる雪』や、冬の空気をすごく感じたんだけど、でも、私は音源や2016年のMステの歌の方がぐっときて好きで、何で!??とちょっと最初は自分がよくわからなかった笑 声の美しさやうまさ、壮大さを今回の方が音源より感じたし……でも多分、今のハイドは切なさの表現の仕方が変化したからなのかもしれません。

9. VAMPIRE’S LOVE

ちょっと今はまだ、私にはこの曲を冷静に聴ける精神力がなかったようです笑
あまりおぼえてない…
私は途中からはVAMPSに対してとても真剣にファンになったし応援していたけれど、どこかクール?ドライ?な部分もあったファンだったので、黑ミサでどの曲が演奏されても、感傷とは切り離して聴けると思ってたんだけど、そんなことはなかった…

+++

何だか暗めの感想になってしまった気もするけど、後半についてはもっと明るいです笑

私は黑ミサ TOKYOは、とにかくROENTGENの曲が聴けることが楽しみでなりませんでした。
ROENTGENが本当に大好きで…一言で言えば、この世で1番特別に思うアルバムがROENTGEN.englishです。ROENTGENの曲がたくさん聴けるなんて、もうそれだけで、夢みたいに思っていたんです。もちろん、kenちゃんのギターが聴けること、2人の共演が観られること、ラルク曲が聴けることもすごく楽しみでしたが、ほとんど、そこまで意識がちゃんと回っていなかった…。
そして、ROENTGEN曲をやるならば、私はどの曲にも無条件に感動するんだと思っていました。ROENTGEN曲は、ハイドがハイドである限り、ハイドが歌ってくれる限り、私にとって至高のものだと。

苗場のROENTGEN NIGHTは私にとっては宝物のような時間だったと、いまだによく思うのですが、あの時のリズム隊は、私にとっては、ROENTGENを奏でて欲しい!!と思うタイプとは違いました(淳士のドラムはかっこいいドラムだし、思っていた以上の素敵な彩りを感じて、さすがすごいんだなー!なんて思ったけれど、ROENTGENの音楽でこそ聴きたい、と思うタイプではなかった)それでも、大感動したんです。
原曲からアレンジされていた部分がイヤ、とかもなかった。ハイドの声や歌い方の変化も、違和感とかは全然なくて。むしろ根底の変わらなさと変化の美しさの両方を感じて大好きで、『今』のハイドのROENTGENが聴ける幸せを噛み締めました。4曲演奏した黑ミサ富良野(2014)でもそうで、変わらなさと変化の両方が大好きだったし、幸せだった。
ってことは、ハイドが存在し、歌っていれば、私にとってのROENTGENの素敵さは変わらないのだろうなと思っていました。
しかも今回、ダブルカルテットで、素晴らしきサポートの皆さんとで、しかもYUKIくん(YUKIくんのアコギ大好きだし、ROENTGEN NIGHTの時もすごく素敵だった)だし、と。その上コーラスに、歌詞の英訳を担当されたLynne Hobdayさんですもの!!きっと、苗場や富良野以上に私にとっては嬉しいROENTGENになるのだろうと思っていました。

でも、予想していたのと感じ方が違いました。黑ミサのROENTGEN曲は素敵な声や音がいっぱいだったけれど、耳ではなく心が、SHALLOW SLEEP以外には思っていたほどには私は満たされなくて……大好きなエッセンスが見出せなくなってしまったように思った曲すらあって、自分の感じ方にびっくりしました。多分、会場の規模と編成とアレンジは大きな理由だと思うけど…

でも今回の編成とアレンジはきっと、1万人以上が集う縦に長い会場に、すごく合わせて、練られたものなのではないかなと思いました。だからあの規模のコンサートで、今回のアプローチのROENTGENが演奏されたことには、今思えば、なるほど……!という感じなんです。
でも聴いていた時は、入り込めなかったり、大好きな曲とは違う曲だ、と感じた曲もありました。

そしてROENTGENの魅力はいくつもあるけれど、ハイドの歌に関して、私がROENTGEN曲での魅力だと1番感じていたのは、空間や風景を描き出す力の物凄さと、静かで深い感情表現での雄弁さでした。
黑ミサで聴いたROENTGEN曲でも、前者をSECRET LETTERS以外にはとても感じて、ハイドの歌のこういうところが本当に大好きだなあ…と改めて感じました。でも後者は、求めていたほどには感じませんでした。

色々と、私が魅力を大きく感じてる部分とは違う部分の魅力が大きいROENTGEN曲達だったのではないかなと思います。
もし私がROENTGENをこんなに特別な大好きな至高の存在だと思っていなくて、CDでも聴いたことがなくて、あの晩初めて聴いていたのなら、大感動したと思います。曲も演奏も歌声も、とても美しいコンサートだったから。そこまでではなくても……もしかしたら、生で聴くのが初めてだったら、もう少し、違う感想だったかもしれません。

あ、あと、ROENTGEN曲の英語の発音がいくつかの単語でちょっとアメリカ英語風味なところもあって(そんなにはなかったけど)できることならイギリス英語風味なら嬉しかったけど、それは贅沢なのはわかっているので、はいど語的な感じだったら嬉しかったなとかも思いました。

黑ミサ直後は、前半に対する自分の感想が色々と悲しかったりもしたのですが(素敵なコンサートだったとは思っているのに、私自身は幸せになりきれなかったことが)今は、重たくとらえすぎないようにしよう、と思うようになりました。
素敵なコンサートだった、と思ったのも、幸せな気持ちをもらったのも、確かだったので。

その2に続きます!


philomel at 23:00|PermalinkComments(0) ライブ感想 | HYDE

2018年01月07日

KISS OF DEATH 歌詞聞き取り&雑感

HYDEプロデュースの中島美嘉のKISS OF DEATH、本日フル音源試聴公開だったので、聴きました!→http://darli-fra.jp/

公開開始直後に、割と気軽に再生してみたら、ぐっときてしまいすぎて、びっくりしました…
私はこんなに、ハイドの『詩』を待っていたんだなあと。

歌詞を聞き取ってみました。
今回は英語の部分が聞き間違えている気がとてもするので、特に(これは絶対違うのでは…)って思う部分は色を薄くしましたw
他にも色々間違っていそう…。
歌詞を読める日が待ち遠しいです!

++++

そばにきて くずれゆく抑制
僕を怖がらないで ah

飛べない鳥が夢見た空
交わってく色 それは違うred

ドアを叩く音に僕は耳を塞いだ
叩いてるのは君?それとも他の…

Will your lips trust kiss of death?

ダーリン運命が血管を走るよ
動き始めた世界 愛
誰よりも溶合いたいよダーリン
僕を怖がらないで
Kiss me, now

君を味わいたい そんな僕は変?
ひとりじゃそれは感じられない

抱きしめ合うのは傷を塞ぐから
僕の唇がその息を塞ぐ

Will your lips trust kiss of death?

ダーリン鼓動が指の先まで
溶け出す気持ちは何?ねぇ
そばにきて 崩れゆく抑制
僕を怖がらないで
Kiss me, never end

死が行く時と似た
感覚と君の味がした

Did your lips trust kiss of death?

ダーリン運命が血管を走るよ
動き始めた世界 愛
誰よりも溶合いたいよダーリン
僕を怖がらないで

君を味合わせて
Oh kiss me, now

++++

Will your lips〜の部分は、私にはWill your lips just kiss of death?と聞こえるのですが、それだと文法的にありえないので、最初はjustと音の近い動詞のadjustを当てはめましたが…adjust to kiss of deathというのは考えにくいな…って感じで、結局trustを入れてみました。Will your lips trust kiss of death? rは聞こえない気がするから違うかな…全然違う単語かも。
そんな風に、聞き間違ってるかもしれないけど、Will your〜?という文が最後にはDid your〜?になることと、Kiss me, nowKiss me, never end(後者は文法を考えると違う言葉なのかもしれないとも思うけれど)の対比で、VAMPIRE’S LOVEの英詞を思い出しました。時制が変わることによってのドラマチックな効果がある歌詞。かもしれない?

++++

ハイドらしさを全然感じないカバー曲(たとえばひたすら明るくて生活感のある曲、とか…?)のハイドの歌声と、他の歌手への提供曲のハイドらしい歌詞、どちらをより求めるか、と聞かれたら、私は後者と答えます。
そこまで極端なこと考えなくてもw私は本当にハイドの歌詞が好きで…好きなことはよくわかっていたけど、こんなにも待っていたんだ、と、今回聴きながら、ちょっとなんだか、圧倒されてしまいました。

KISS OF DEATH、HYDEが歌っていなくても、曲も歌詞も、とてもHYDEっぽいですよね。中島美嘉の歌が曲の世界をとても伝えてくれているからこそ、ってことも大きいと思うけど。
タイアップの作品の世界に合わせて書かれたハイドの歌詞(SEASON’S CALLとか、ハガレンの曲達とか、Don’t be Afraidとか)って、その異世界の中にとてもハイドらしい、ハイドならではの視点や感情があざやかに映っていることが多いと感じていて、そういう歌詞が大好きなので、楽しみにしていました。期待通り、期待以上、でした!
何せハイドファンなので、ハイドの中に広がっている世界やハイドの視点を感じられるハイドの歌詞が好き、っていうのも多分にあるんですけど、それだけじゃなくて、この歌詞って、すごく、感情や風景が浮かびやすくて、そういう、詞としてのパワフルさも大好きです。世界設定は異世界(私の知らない、ダリフラの世界)なんだけど、感覚が生々しくて、言葉への閉じ込め方が美しくて、ひきずりこまれます。ハイドの詞ってこう感じることも多くて、本当に好き、って思うんですけれど…

++++

最初に聴いた時、ドアを叩く音に僕は耳をふさいだ 叩いてるのは君?という歌詞に、とてもハイドを感じて、特に心揺さぶられました。
この歌詞に私はまずDon’t be Afraidを思い出して、ここ数年のハイドの歌詞はこういうモードなのかな、とも思ったんですけど、少しして、風にきえないでにもっと近い色合いかも、とも思いました(そもそも、風にきえないでとDon’t be Afraidの詞には共通性があるとも思っている)
あと、その他の部分で、SEASON’S CALLを思い起こしたところもありました。

でも何回か聴いているうちに、それらの曲以上に接吻を思い出して、そのことが何だか意外でした。(だから歌詞の聞き取りで、溶合う、っていう漢字の当て方をした)
とけあうイメージや、キスや、君(貴方)が心(のドア)を叩いている情景から連想したというのも大きいと思うんだけど…それだけじゃなくて、感覚、感情に共通性も感じて…
もしそうだとしたら、この曲の歌詞って、とても幸せそうな歌詞だな、って思ったのと、接吻の接吻はKISS OF DEATH(=命取りになる行為、災いの元)だったのかな、なんてことも思いました。(あれ、じゃあ結局幸せではない!??w)(でもだからこそ余計に幸せ、でもあるのかもしれない)

とにかく、この歌詞、好きです。
発売が楽しみです!

追記:友人が言っていて、そうだこの既視感(幸せな、良い意味での)ってそれもだ!って思ったんだけど、接吻の次くらいに、永遠の歌詞も思いおこされます。

philomel at 20:45|PermalinkComments(0) 歌詞解釈・訳 | HYDE

2015年09月26日

Wings Flap 歌詞聞き取り&雑感

先日のL'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINOで初披露された新曲、Wings Flapの歌詞を聞き取ってみました。
こちらで予約すると【予約者限定!超先行!スタジオ音源フルサイズ試聴!】ということで、がまんできなくて初日の夜中に予約しちゃいました。

聞き取り間違ってる所もあると思います。
青字にした部分は、ラルカジノの時にスクリーンに文字が出ていて、観ながらメモした部分、もしくは、朝の情報番組で字幕が出ていた部分と、それらの繰り返しだと思われる部分なので、合っているハズ、です!
どこかしらメモし間違えてたり、メモを解読し間違えてる可能性もあるけど(^o^;;

++++

wings flap in the night
wings flap in the night
 
さぁ飛び込んで 舞い上がれ今 
燃える魂弾けとばして
夢見心地で I wanna fly fly fly high

 
あぁ 窓を開け
そこは異国のbliss
眩しく漂う匂い
もう 誰も知らない
非現実のscene
失くした時間と痛み
 
きっと生まれ変わる
I feel the change with the seasons
 
あぁ殻を破り 新しい自分 I reset
 
さぁ飛び込んで 舞い上がれ今
燃える魂弾けとばして
夢見心地で I wanna fly fly fly high

 
そう 解けない魔法
刺激的なtrick
誰もが浮かれてはしゃぐ
遠く 離れても
君を忘れdream
絡み合う ねぇ視線が熱い
 
決して振り返らない
I find a new gate to freedom
 
あぁ駆け出す鼓動 羽根広げたら awake
 
灼きつくようなこの熱いリズム
誘惑を散りばめたフロア
君なんてもう 大きらいきらいきらい
 
さぁ飛び込んで 舞い上がれ今
燃える魂弾けとばして
夢見心地で I wanna fly fly fly high
 
灼きつくようなこの熱いリズム
誘惑を散りばめたフロア
君なんてもう 大きらいきらいきらい
 
さぁ飛び込んで 舞い上がれ今
燃える魂弾けとばして
夢見心地で I wanna fly fly fly high

 
wings flap in the night
 
I already fly high
 
wanna fly fly fly
 
I already fly high

++++

『異国のbliss』とした所、ライブで聴いた時は『異国のbeach』だと思ったんだけど、試聴で聴くと、最後の子音が /s/ に聞こえて。
blissと聞こえなくもないような…意味的にもありえなくはないような…と思って、bliss(至福)にしてみました。

『君を忘れdream』は、『君を忘れtrip』と聞こえる気もしますが、その前が『trick』だと思うので、ここだけが頭韻を踏んでる単語選びなのは、今までのハイド詞からするとバランス的に考えづらいかな?と思ってdreamの方にしてみました(って、踏んでたらごめんなさい!)

++++

初日にこの曲を聴きながら、歌詞を見ながら、切なくって、どうにかなりそうでした。
「こんなに飛びたがってる詞っていつぶりだろう?」ってことと、「羽根という言葉が出てきたのはいつぶりだろう?」ってことを思いました。
(hyde作詞だとは別に言われていないけど、勝手にhyde作詞だと思ってます。hyde作詞じゃなかったらこのブログのここから先がめちゃくちゃ恥ずかしい勘違いな感じになる!ww)
ハイド詞には羽根という言葉がよく出てくる印象があるけれど、最近の詞には出てきませんよね。よく出てきたのって、ROENTGENまでじゃないかしら…?(それ以降ももしかしたらあったかもしれないけど、それまでほどの頻度ではないと思う)それは、ROENTGENリリース以降、あるいは666期以降のハイドが、それまでよりも、翼を手に入れたからなのだと私は思っているんだけど。

ハイドの歌詞の主人公はハイド自身ではない架空の人物のことも多いと思うし、詞の中に描かれた架空のストーリーがあることも多いと思っています。
でも架空の物語の中にも、その時その時のハイドのリアルな感覚が投影されることもとても多いと、今までずっと感じていて…Wings Flapもそういうタイプの詞なんじゃないかなあ(もしくは架空のストーリーがそんなにないタイプの詞でもありえるかもしれないとも思う)

I already fly highと歌いながら、I wanna fly highと歌っているのが、何て正直な歌なんだろうと思って、ざっくりやられてしまいましたw
ハイドがseasonと歌うたびにぐっとくるので、I feel the change with the seasonsも切なかった。

羽根という言葉や、繰り返されるflyという言葉、そして『殻を破り』という言葉のせいが大きくてか、初めて聴いた時、REALの詞の中のhydeを少し思い出していました。『自由』と歌いながら、ちっとも自由ではなさそうだった、あの詞の数々の痛々しさ。
もちろん、あの頃とは全然色合いやステージが違うと思います。あの頃のようなかわいて荒涼とした感じはないし(ラルカジノの舞台の夢洲は荒涼としてたけど…wROUTE666合い過ぎだった素晴らしかった…!)
でもそれでも、あの頃にもあったような、もがいている感じをこの詞の中から感じて、切なくなったんです。その切なさが、大好きだと思ったし、でも同時に苦しくもなった。

新しいステージへ進もうと、ラディカルに変わろうとしているかのようなハイドを、詞の向こうに感じて切なかった。
でも、wings flap in the night(夜、羽根がはばたく)なんですものね…。
飛びたくて、でも、飛べない詞だと思いました。
振り切りたくて、でも、振り切れない詞だと思いました。

Butterflyの詞には感じなかった種類の影をEVERLASTINGにもWings Flapにも感じて、そしてWings FlapにはEVERLASTINGにはない弱さを感じて、歌詞ヲタとしてはとても嬉しいんだけど、同時に何か切ない…ジレンマ…ww

Wings Flapを聴いた後に、苗場のROENTGEN NIGHTでself portraitについてHYDEが言っていた言葉をぼんやりと思い出してました。このブログを見返したら書いてたのでw抜き書き。

「確かに何かありましたね胸の奥に。拭いきれない闇というか。今はもうほぼ無いですね。色んな事許せるようになってきますよね、逆につまらんことでムカつくというか 」

「だから当時怒りの歌詞を書くのに便利だったんですよね。(歌詞を書くっていうのは)忘れたい事をほじくり返して書いたり。余計そういうのが自分の中で消えなかったんでしょうね。アクがね。そういうの楽になったというか。不思議ですね、時間っていうのは」

(元はこちらです

これは、怒りやアクということに対してだけど…私はこの言葉を聞いた時、ROENTGEN(666も入るかも)までの詞の根底に横たわっているみたいに感じていた暗闇(怒りやアクも含む)は、やっぱり今はもうハイドの中にはほとんどないんだろうなって思ったんです。
でも、もしかしたらまた今は、数年前よりはあるのかもしれない、なんて、EVERLASTINGとWings Flapと、L'ArCASINOのお陰で少し思っています。あるいは、以前とはまた違う種類の暗闇かもしれないけど。

「ハイドという芸術家には不幸でいて欲しい」というのが私のハイドファン的気持ちの根底に長年あって(完璧に幸福な芸術家、というのは存在しえないと思っているから。芸術家というか、詩人としてのハイド、ともいえるかな…?勿論、とても、ハイドという人には幸せになって欲しいんだけれども)。でも、ここ1年半位かな…?ハイドの幸せを願う気持ちが以前よりも大きいタイプのファンなモードになっていたからなのか、あんまり自分の中のその感情は意識していなかったんです。でも結局いまだにその気持ちは変わってないんだな、と、今回のラルカジノで再認識しました。

ここ最近のハイドには、この数年には無かったタイプの儚さを私は時折感じて、それが胸が痛むというか切ないんだけど、でも同時にそういうハイドが好きだな、とも思います。


philomel at 00:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ラルク | 歌詞解釈・訳

2015年06月30日

Sell my Soul の中の『夢』

先日久しぶりにL’7のライブ映像を観て、改めて、Sell my Soulに心奪われました…あのライブ映像に限らず、この曲は、曲や音や詞や、すべてが好きです。
それで、この詞についてちゃんと考えたくなりました。

この詞は作詞当時のhyde自身のリアルな感情や、状況が反映されているタイプの詞だと私は思っています。それ以外にも描かれた物語(輪廻かな、と感じます…)もあるかもしれないとも思うけど、今回は主に、心情重視のタイプの解釈をしたいと思います。

++++

長年、私がこの詞の中で1番印象的に感じられるフレーズは 手を伸ばして手を伸ばして掴んだものは 綺麗な棘つきの花 でした。
この花は、99年当時のhydeやラルクが手にしていた、成功や名声だったのだと思っています。

もう2つ、この詞の中で特別に印象的なフレーズは、 I always see you in my dream と、 自由に縛られてる です。
前者は、いかにもハイド詞らしいというか…しかし、ハイドが夢を歌った詞は多いですが、Sell my Soulに描かれる夢や眠りは、As if〜やflowerやSHALLOW SLEEPの夢や眠りとは性質が違うと思っています。
つかの間の夢に漂う儚い眠り であり、 くだらない日々 からの逃避先としての眠り・夢です。As if〜やシャロスリの夢は、もっと自然に、訪れるもの、って印象。flowerも逃避先としての眠りなので、flowerとは少し近くも思いますが、しかしあれは叶わぬ恋からの逃避で…もちろんそれも相当に辛いものだろうけど、この詞の『僕』が逃げたいのは、日常丸ごとだと思うんです。
目覚めても目覚めても出口の見えない冬眠を繰り返して というフレーズから、Sell my Soulの眠りは、ただの眠りではなく、冬眠でもあると思います。

自由に縛られてる は、一見、よく自由を求めている(あの頃数年間の)多くのハイド詞とは逆のようにも見えますが、結局、同じ事で、やはり自由を求めているが故のフレーズでしょう。他の詞以上に自由を求める気持ちが強いからこその言い回しにも思えます。

++++

この詞の中で繰り返し歌われている、『君』とは、誰なのか。
この詞は あの日のように 君がそばにいてくれたら という言葉で終わっています。つまり、『君』はかつて、『僕』のそばにいて、しかし今はそばにはいない存在です。こういう、失ったものに焦がれる詞は、初期でもこの時期でも00年代でも近年でも、ハイド詞の真骨頂のように思います。

この詞の『君』が、失ってしまった恋人ならばラブソングになるし、失くした過去の『僕』と考えることもできると思うし、sakura(敢えて小文字…つまりは不本意に失った仲間)かもしれないとも思います。かつてのファン達かもしれない。あるいは、人間ではなくて何か(自由な環境だとか、好きな音楽だけやれる環境だとか、青春にあった何かだとか)の比喩かもしれません。このうちのいくつかの、ダブルミーニング、トリプルミーニングなのかもしれません。

この『君』を特定はせず、とにかく、『今はもう失ってしまった、過去の誰か・何か』だと想定して読みたいと思います。

++++

私の雑誌記事の掘り返しが甘いのかもしれないけど、この歌詞についてhydeはインタビューでは触れていなかった気がします。だから、インタを引用して根拠を示すことはできない歌詞解釈になっちゃうけど、以下、順を追った解釈です。


魂を欲しがる悪魔〜願いが叶うなら

悪魔に望まれるがままに与えた魂とは何だったのか。
それはもしかしたら純粋な衝動だとか、芸術家としての魂だとか、そういうタイプのものなのでは…と、長年漠然と思っていました。
THE HYDEの以下の文章で更に思うようになりました。

「当時のL’Arc~en~Cielって、テレビCMとか新聞広告とか、色んなアプローチで世間を手玉に取ってる感じで。俺としては、世の中をなめた感じの表現の仕方は“ロックでかっこいいな”って思ってたけど、同時に“そこに芸術性はないな”とも思ってたね。だから、“おちゃらけた話題をどんどん出したり、リリースをするのはいいけど、芸術性を高めないと次がないんじゃないかな”って心配してたね。」(2012, p.97)

ここでハイドが言っていた『当時』とは、arkゃray、グランドクロスのあの時代です。

本当は『僕』は、魂を売らず、芸術家でありたかったのかもしれない。芸術家としての理想を実現する『天国』に辿り着きたかったのかもしれない。それでも、それをあきらめてでも、魂を売ってでも願いを叶えたかった。
手に入れたかった願いは…『君』あるいは、『君』がいた頃の状態を取り戻すこと、なのだと思います。
『悪魔』はラルクに芸能界的成功を願う人達。あるいは、人間ではなくて…そういう状況や、速すぎた時の流れ((c)Pieces)かもしれません。


大切な君を〜幼い頃のように

この連で歌っていることが、『僕』が叶えたい願いのひとつだと思います。
もし『君』が過去の僕だとしたら、息苦しい現状からの逃避願望が特に強く感じられますね…。


目覚めても目覚めても〜

As if〜やflowerやSHALLOW SLEEPの夢や眠りとはこの詞の夢や眠りの性質が違うと思う最大の理由が、この『冬眠』という表現です。
As if〜やflowerやSHALLOW SLEEPからは、私は切なさは感じても生々しい、身を切るような痛みは感じません。けれど 出口の見えない冬眠を繰り返して いるこの詞は、とても痛々しい詞に思う…。

後年の詞になりますが、WHITE SONGの歌詞の冬の描き方から考えると、ハイドにとって冬眠というのはリセットの為に必要な…次の季節に向かって行く為に必要なものなのではないかという印象を受けます。
だから、 冬眠を繰り返して という状態は、前に進みきれない苦しい状態に感じるんです。


I always see you in my dream〜つかの間の夢にただよう

冬眠の中では、『僕』は失ってしまった『君』に出会っているのでしょう。
迷宮では君を探しているけれど、つかの間の夢の中では君に会っている。
迷宮 とは、『僕』の現在の現実だと思います。
透明な翼をはばたかせて という状態は、(欲している、あるいは、かつては持っていた?)翼が不可視の状態になっていても、その翼をはばたかせて、『君』を探しているのかな…。

ハイドの歌う『翼』とは、愛なのだと思うことが私は多いです。ハイドの詞の中の『翼』や『羽根』とは何か?というのは、あまりにも根源的な歌詞解釈すぎて(笑)いまだにはっきりと答えをみつけられないけれど。
でもそうして、すべての詞の中での翼に共通性を見出す解釈で考えると、これより前のDIVE TO BLUEでは翼はめざめているんですよね。その翼が何故この詞では透明なのか…と考えると、不可視、という意味での透明ではなく、純粋な、透き通った、という意味合いでの透明なのかもしれません。

Sell my Soulの中の『dream』『夢』は眠り(冬眠)のもたらす夢だけではなくて、願い、という意味での夢でもあるんじゃないかなと思います。
いずれにしても、『僕』の『夢』には『君』が存在する。


ためらわず窓を開いて〜何もかも捨てよう

ためらわず窓を開いて太陽を浴び ることすら、当時は困難な日常だっただろうし(カメラマンいっぱい)この連の前半は肯定的(できればそうしたい、という状況)だという可能性もあると思います。でも私はそれよりも、太陽を浴びている状態=そんなくだらない日々なのだと思いました。この詞の中では夢=眠りこそが肯定的に描かれていると感じるから。
『僕』にとっては、『君』のいない今の日々よりも、『君』のいる、太陽のない眠りの世界=夢の方が大切なのかもしれません。
何もかも捨てよう と捨てたものの一つはきっと、魂なのでしょう。
世紀末当時のhydeの日々の窮屈さを思うと、余計に、痛々しく感じる連だなと思います。


手を伸ばして〜綺麗な棘つきの花

前述のように、花は、当時のラルクやhydeが手にした成功や名声なのだと私は思っています。でも、折角手を伸ばしてつかんだその花は、本来望んでいなかったもの=棘がたくさん付いていた。

魂を売る→力(成功)を手に入れる→周りに文句を言わせずに君を取り戻す=願いを叶える というシナリオを『僕』は描いていたのかな…でも、成功に付随してきた棘の数々に傷つけられているのかな…と、この歌を聴いていると思うのですが、これは歌詞解釈というよりも、歌詞連想、みたいなものです(笑)


I always see you in my dream〜そう絵空事だと知っても

自由に縛られてる というのは、自由を求める心に縛られてる、ということなのだと私は思っています。確信はないけれど。
縛られているのは、 透明な翼 なのか、『僕』なのか、どちらかはちょっとわからないんだけど…どちらにしても、大意は変わらないかな?どちらかというと、 透明な翼 の方だと思うけれど。
この果てない世界=夢の世界では『君』と出会う。『君』と出会うなんてことは絵空事だと知っても、それでもそれを 迷宮 =現実にも求めることを、透明な翼をはばたかせることを、『僕』はやめられない。


I always see you in my dream〜君がそばにいてくれたら

僕は逆さに堕ちて は、魂を悪魔に売ったからこそ、堕天してしまった状態なのかなあ…
魂を売って堕ちて、芸術家として理想とする天国への道をふさがれ、代わりに得た成功にも傷つけられ、更にはこの儚い眠り…夢で『君』に会うという幸せすら失ってしまった。次の季節へむかう為の冬眠(= 儚い眠り )からさめてしまって、 くだらない日々に抱かれ なくてはならない。
あるいは、逆さに堕ちて という言葉には、生まれ出るイメージもあるなあと思います(赤ちゃんは、頭から生まれるから…)。冬眠= 儚い眠り からさめて、再生する、という状態の比喩かもしれません。
いずれにせよ、それでも、夢からさめた(あるいはもう1度再生して歩き出す)時に あの日(過去)のように  君がそばにいてくれたら いいのに、という願いで、この詞は終わっているのでしょう。
この詞の主旨はこの最後の1行の願いなのだと思う。

それは、以前the silver shiningの解釈をした時に、1番奥に織り込まれていると感じた物語に結構近くて、余計に切なくなってしまいました…あの頃のハイドのことを思うと(the silver shiningの歌詞解釈は、私の中で以前とはちょっと変わってるんだけど、それでもやっぱり、1番奥に織り込まれていると感じる物語は以前書いた通りです)。

「やっぱりね、似てきますよ。短い時間にいくつか詞を書かなきゃいけないから。そんなね、許容量のある人間でもないから(笑)。まぁでも、ひとつのテーマに3曲ぐらいはあってもいいかなとは思うけど」(R&R NewsMaker 1999年7月号)と、hydeはこの時期のインタビューで発言していました。この2曲は同じテーマ…かどうかはわからないけど、似たテーマの曲なんじゃないかなあ。

そして、the silver shiningの解釈の中で、第二層に描かれた物語だと感じたものと似た(というか、ある意味、真逆ともいえるかもしれないけど)物語もまた、Sell my Soulの詞にも感じます。つまりは、生と死、輪廻転生になぞらえて描かれた物語です。
目覚めても目覚めても出口の見えない冬眠を繰り返して というフレーズは、終わりの見えない輪廻転生を思わせるし、 僕は逆さに堕ちて 儚い眠りからさめても というフレーズは、前述のように、赤ちゃんが生まれ落ちそして新たな生を生き始めるイメージを想起させるなとも思うんです。
つまり、いつかの前世でそばにいてくれた『君』に、生まれ変わってまた会いたい、という物語。
天国に行かれなくてもいいから『僕』は願いを叶えたい、『君』に会いたい。でも『僕』は夢の中ではいつも『君』に会っているけれど、何度転生を繰り返しても『君』と再会することはまだできていない。

ハイドは来世や輪廻転生や天国を信じていないとたびたび発言している人で、それはよくわかっているのに、何故ハイドの書く詞には輪廻や、繰り返しの物語を連想させられることが多いのだろうと、よく興味深く思います(個人的に輪廻転生をそんなに信じているわけではないので、特にそういう解釈をしたがっているつもりはないんですけれど)。
生まれ変わり、という比喩を通して、ハイドが書きたいものがあるのかもしれないですね。

+++++

L’7でこの曲を聴いた時、きっとこの詞を書いた頃とはハイドの心境は大分違うのだろうから、歌いながらどういう気持ちになるのだろう、なんて思った気がします。
でも…L’7から7年(!)経った今、あの頃思っていたよりも、rayの頃とL’7の頃で、ハイドの根っこの部分の感情は変わっていなかったのではないかなとも思います。もちろん、表層的な部分は大きな変化があったのだろうと思うし、rayの頃に比べてハイドはとても強く大きくなったように思うのだけど。
それは、先日久しぶりにL’7の映像を観て思ったことでもあるし、rayの頃からL’7の頃までのインタで新たに読んだものがあって思ったことでもあるし、この7年間のハイドの詞や歌や表現に触れて思ったことでもあります。

結局『詩人』としてのハイドはいつだって、過去の『季節』に焦がれる気持ちが『止まな』くて、だからこそ『詩』が『止まない』のだと思うんです。
…EVERLASTINGもいつか歌詞解釈できたらいいな!

ところでSell my Soulはいばらの涙と双子曲だというのが有名ですが、歌詞についてはどうなのでしょうね。
私は曲についてだけのことだと思っていたので、いばらの涙の詞とは特に絡めて考えませんでした。でも絡めて考えてみても繋がるものもあるのかもしれないと、今回この歌詞解釈を書き終える前にグランドクロスのライブ映像のこの2曲を久しぶりに観て感じました。
L’7のSell my Soulもとても切ないですが、リリースから間もないグランドクロスでのSell my Soulもやっぱり格別だなって、観ながら思いました。

philomel at 23:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ラルク | 歌詞解釈・訳

2014年12月23日

HYDERoom Presents 黑ミサ 2014 in Furano(12/18)その1

富良野で行われた、HYDEの黒ミサに行ってきました!私は前半日程…18日の方でした。
HYDEとしてのイベントで、HYDEソロ曲もVAMPS曲もアコースティックで、という今回の贅沢さ、私はきっと感動しすぎて記憶が曖昧になりそう…と思ってはいたんだけど、非常に幸運なことに、1番前のテーブルだったので(´;ω;`)予想していた以上に記憶が吹っ飛びました…wでもメモを取りながら観ていたので、それを手がかりに思い出してます。
 
主にMCレポと、ライブ内容の感想です。
 
必死にメモを取りながら観ていたのでw「」内のMCは言い回しもハイドが言った通りのはずです。
でも、同じくらいがんばったw苗場のROENTGEN NIGHTの時のレポの時よりも、かなり言葉の抜けがある&メモが乱筆過ぎて解読困難なので(^o^;;曖昧な部分も多いです。無念…!!w(メモはもちろん手元全く見ないで書いていたので字が重なったりもしていて…なかなか悲惨ですw)
メモしてなかったり、解読ができなかったりで言い回しの曖昧な部分は、『』で括ったり、「」の外に出したりしています。
 
私は普段はMCレポをするのが苦手なんですけど、たまに、どうしてもMCレポがしたい!と事前に思う時があって、今回はそれでしたw
そういうとき…特にハイドのMCの場合には、語尾なども変えずに、できる限りは自分のフィルターを通さない、ニュアンスに自分の解釈を加えないレポをしたいって思います。レポと感想は分けたいので。でも、ハイドの長いMCの時の言葉って、言葉通りに書き取ったところで、ハイドのこめていた(と思われる)ニュアンス自体は伝わりきらないんだろうなあ、文字って限界があるなあ…なんてこともよく思います(笑)ハイドのお話は、言葉以外の、抑揚や間の部分がとても大事なのかもしれません。
 
ライブの記憶って、テンション上がり過ぎてぽーん!と飛んでしまうことが多いので(メモしないとMCの言い回しなんてほとんどおぼえられませんw)曲中も歌い方やアレンジやサウンドが印象的な部分や感想はメモしていました。でも今回、曲中はそんなにはメモが取れなかった(´・ω・`)
1番前のテーブル&会場明るいと、ちょっと、曲中に頻繁にメモを取るのが恥ずかしいというか、申し訳ないような気持ちになっちゃって…笑
 
メンバーは、キーボードJINさん、ベースALI、ドラム齋藤たかしさん。
齋藤さんは存じ上げなかったのですが、発表された時にプロフィールをぐぐったら、クラシック出身で、ジャズやポップスも叩かれる方だと知って、わー!!ってなりましたwそしてyoutubeでちょこっと音を聴いてみたら「わぁーーー!このドラムでハイド曲って、とても楽しくなりそう!!」って思って夢膨らませていたのですがwやっぱりとても楽しかったです。よくブラシを使ってらっしゃいました。ドラムセットはワンバス、ワンタム、ワンフロアで、GRETSCHのもの。シンバル全部は見えませんでしたが、クラッシュシンバルはSABIANだったのが見えました。
JINさんはJINさんだし(?)ALI好き(しかもリハの写真にアップライトベースが写っていて、わーー!ALIがアップライト!!って…実際、全曲アップライトでした!)だしで、楽しみ過ぎてどうにかなりそうだったけどw期待通りかそれ以上にそういうところも楽しかったです。
サウンド的に何でそんなに楽しみだったかって…ハイド曲には何曲か、ジャジーな要素のあるものがあるし、私は何となくジャジーなものが好きなので、そういう方向で、大人っぽいハイドの表現も聴きたいなってよく思っていたんです。(*´ω`*)
 
黑ミサは、ディナーが18:30スタートで、ショーは20:00スタートでした。
セットリストは
evergreen(HYDE)
WHITE SONG(HYDE)
Angel’s Tale(HYDE)
Last Christmas(Wham!)
Hurry Xmas(L’Arc〜en〜Ciel)
Vampire’s Love(VAMPS)
雪の足跡(L’Arc〜en〜Ciel)
Shallow Sleep(HYDE)

でした。
 (ラルク曲も!!)

ステージは凸型を反対にした感じで、でっぱり部分にHYDEの椅子とマイクがありました(私のテーブルはその最前の、やや下手寄りだった)。
下手にJINさん、HYDEの後方の下手側にALI、上手に齋藤さん。
ステージ上には無数の燭台(蝋燭は本物ではない)がありました。

UNEXPECTEDが流れる中、下手からJINさん、齋藤さん、ALIの順番に登場し、最後にHYDE。
HYDEは、ジャケットとパンツは黒で、シャツが白だったと思います。とってもナチュラルメイクで、久しぶりの裸眼!
ナチュラルなハイドが大好きなのですっごい嬉しかったです。ナチュラルだとますますたれめちゃんだ♡(*´▽`*)
私最近よく、ハイドのエイジング萌えを提唱しているのですが(??w)今回、とってもエイジング萌えしました…良い意味で年月を感じて、大人っぽくて、とても素敵でした。
 
1. evergreen
ピアノのみの短めのイントロから始まりました。
 
何て美しい軽やかな歌声…!って思いました。この数年のハイドの、高音がぎゅっとつまっていて突き抜けるような歌声が大好きです。そういう歌声でこの曲を歌うと、沈んだアンニュイさはない感じ。
原曲のevergreenよりも彩度が高いような…澄んだ色合いに感じました。
 
1曲目からevergreenなんて反則だ…!泣いてしまう…と思いました(笑)
でも、哀しさや切なさ以上に、美しさ純粋さを強く感じる歌声だったな…と私は思います。あまり暗くなかった。でも明るい澄んだ美しさだからこそ、達観を感じて切ない、とも感じました。
原曲の暗さが大好きなんですが、こういうevergreenも素敵だ…ととても思いました。(いや、明るい、と言っても、暗さはあるんですけど、この曲だから)
 
明るさとクリアさは、歌声だけでなく、アレンジとサウンドのお陰も大きかったんじゃないかな?と思います。キーは少し上げていた感じでしたが、何音上げだったかはおぼえてません(>_<)DIST.バージョンほどではなかったと思うし…多分半音上げくらいだったかな…?
THIS SCE(2拍入る)NERY(2拍入る)や、こもー(2拍入る)れびー(2拍入る)という感じのアレンジでした。ここのリズムをどのパートが鳴らしていたかが思い出せなくて残念なんですけれども…。このアレンジで軽やかな美しさが増していたような気がします。
 
アウトロの歌声がとても美しかった!!
うまく文字にあらわせないんですけど…メモには『アーアアーアー ンーンーンーuh』って多分書いてありますwww
 
MC
「ようこそ黑ミサにいらっしゃいました。よく来たね。よく来れたね」
「あのー黑ミサって言いますけどあのー悪魔を崇拝する為に開いたわけじゃないんで。ただちょっとね、そういう方がわくわくするかなと思って」
「リラックスして」「リラックスにはお酒『の力』」
「乾杯しようか『な』」
 
「富良野の夜と!」←今のVAMPSツアーで「キモチイイ!」って言ってる時みたいな男らしい声w
(皆「富良野の夜と!」)
「人生に!」
(皆「人生に!」)
「乾杯!」
(皆「乾杯!」)
(これ、たしか最初一言目だけ言ってちょっと失敗(お客さんの声が小さかったんだっけ、何だっけ??)したんだった気がします)
 
「いやーしかしね本当皆のHytterを見てると、僕あのあんまり天気の事気にしてなかったので」
「いつも天気に恵まれる人なんでまったく気にしない人になってしまって」
「そっか『飛ばないって』あるんだなーって。良かったです『ね』」
「本当にこんな地の果てまで、しかも平日にね。かなりコアな人だなと思ってるんですけど」
「それと同時にでもその分競争率減るわけじゃないですか。やったと思った『か』もしくはめっちゃムリして来たか!」
「VAMPSメンバーも『いなかったんで』急遽こういう『アレンジに』なりました」
「緊張してるん?僕だけかな?緊張してるの。あのーゆっくり、今日は楽しみましょうね。折角こんな遠くまで来たんだから」
 
「次の曲をちょっと紹介します。今日はね、ROENTGENの曲をやろうって全部やるとかそんなんじゃないんですよ。僕のやりたい曲、『気になる曲』を」(皆が好きな曲を、とも、たしか言っていた気がします)
「そう言っときながらROENTGENの曲なんですけど」
「ROENTGENを作る時に最初に作った曲で、ソロやりたいっていうのもなかなか『勇気』がいることで」
「プロモーションとか打ち合わせする時、ずっとこの曲がしゃっしゃっしゃっしゃって鳴ってて」
「雪が大好きで、すごく大好きな人がいて、僕みたいな人なんですけど」
「そしたらまたもう1年やっていける」
「雪が降ると嬉しい、『みたいな曲です』」
 
ここのMC、結構抜けがあるのですが、大好きだったのでどうしても思い出したくて、後で一緒だった友達に確認したんですけれど、
『雪が大好きで、すごく大好きな人がいて、僕みたいな人なんですけど、雪が降って真っ白になることによって自分がリセットされたような気になって、そしたらまたもう1年やっていける』
という感じだったと思います。
 
『僕みたいな人なんですけど…』のあたりを聴きながら涙がこみあげてきてしまって、メモがうまく取れなかったんです…\(^o^)/ww
後から考えれば、『僕みたいな人』っていうのは、『僕みたいに雪が大好きな人』だったのかな?とも思いますが、聴いた時は、『僕みたいな人が雪が降ってリセットされたような気になって…』っていう風に感じたんです。
私はROENTGENでWHITE SONGが1番好きな曲なので(HYDEソロ曲で1番好き)このMCを聴きながら、「ああああWHITE SONG…!!」ってとても思って…そして、あの当時のハイドを思い浮かべて、すごくぐっと来てしまって、あの当時のハイドが、この曲の雪でリセットされて前へ進んで行ったのかな、とか思って、気持ちがあふれてしまって、ちゃんとメモ取れなくなっちゃったんです…w
 
2. WHITE SONG
その、ハイドの言っていたあの『しゃっしゃっしゃっしゃっ』のイントロがピアノ音で始まりました。この音はサビ前までずっと奏でられていたと思います(って、原曲と同じですね、原曲はピアノではないけど)
この曲の演奏はピアノ音がとても印象的で、サビの『ちゃららちゃらら〜(って書くと何かヘンですけどwメモにそう書いてありますwたしかにそういう感じでしたw)』って音も美しくて印象的でした。
 
歌い出してすぐに、何てディープな声だろう…!と思いました。美しかった…。深い声も軽やかな声も両方いっぱいで、聴き惚れすぎて魂がどこかに飛んでってしまいそうでした(?)
この曲も原曲より明るくて、キーも上げていたと思います。苗場の時よりも上げていた気がして、1音上げかな?と思うのですが、全然自信がありません…(苗場は半音上げかな?って思ったけど、それも自信がないのでw)
原曲より明るかったけど、でも、原曲の空気と大きく変わってるとは私は感じませんでした(でもそれは、苗場の時から大きな印象の変化がないからそう思うのかも)でも、明るいことによって、雪のきらめき、白銀の世界の美しさ、白の純粋さがより一層浮かぶ感じ(雪のあたたかさ、の方は、原曲の方が強く感じるかも)。
 
everywhereのe~が何とも美しかった…。
間奏の♪だらーらら〜ら〜 の歌声もすっごい素敵だった!!
on and onの後、シンバル…多分ライドだったかな…?が印象的だった…みたいです(メモによるとwちょっと思い出せない…)
 
Cメロの『壊れた』の直前の間奏が『ちゃーちゃちゃちゃー』(ってピアノかな?)の後に、ドン!って太鼓の音が入って、一体ドラムのどこの部分を叩いていたのかは思い出せないんだけど、スティックはマレットを使っていたと思います。印象的でした。
Cメロの『い』が何ともつやっぽかったです。

曲終わりに「ありがとう」って言ってました。

原曲は勿論のこと、苗場のWHITE SONGも大好きで、一生忘れない歌声だと思っているのですが、今回の歌、苗場の時以上に自由自在で、空と大地に駆けていくような歌声だと思いました。大好き(;;)
 
私本当この曲が大好きで…
2011年の富良野のROENTGEN NIGHTに落選してしまった時、「WHITE SONG1曲を聴く為だけにでも、富良野に行きたかった…」って泣けてしまったことをよくおぼえてます(笑)
今回雪の富良野で聴けて、夢が叶って、本当に本当に嬉しかったです。雪の富良野だし、WHITE SONGやるんじゃない?って声をよく聞いて(見かけて)いたけど、『黒』ミサだしどうなんだろう…やらなかった時悲しみたくないから期待はし過ぎない…!とも思ってたんですww
黑ミサの前や前夜に雪の中を歩いていたとき、よく脳内にWHITE SONGが流れていました。
聴けて、本当に嬉しかった…残る野望?夢?は、englishバージョン(Cメロが違うだけだけどw日本語以上に更に好き(*´ω`*))をいつか聴くこと、でしょうか!笑 いや、日本語でも英語でも何でもいつでもどこでも聴きたいですけれど…。
 
MC
「すっごい見てるし(笑)」
「WHITE SONGでした。しゃしゃしゃしゃーっていうのが雪っぽいなあって」
 
「僕はどうも小さい時に雪が大好きでね。雪が降らない所で『生まれた』んで。雪が降っても少しだけ。こんくらい(手で数センチつくっていたんだったかな?)」
「雪の降った日に車がどろどろ」(数センチ車に積もった雪を子供達がかきあつめるから)
「和歌山なんですけど。和歌山では雪が珍しい」
「僕が初めて『スキー場で雪を見たのは小学校1年生くらい。親が』この子狂ったんじゃないかってくらい走り回って、寒いのにきゃっきゃきゃっきゃ。雪の中飛び込んでって」
「だからくるんでしょうかね?雪を見るとすごくどきどきしてロマンチックな」
「富良野に来たのも最初は、僕北の国からが大好きだったんで
「ツアー中とかだったんですけど。その時はもう2度と来ないだろうなって『思ったんですけど』いやー何回来たか、あれから?(JINさんに尋ねてる)片手でおさまらないくらい。こういうイベントやりはじめてから。今年も無理矢理ね『スケジュール入れたくて』なんですけど。それくらい何か癒されるんですよね。そんな無理して行かなくていいんじゃないか、って言いたくなったくらい。いや『行きます』」
 
「これ後ろまで声聞こえてますか?」
 
ここで、メンバー紹介。
 
「JINさんはずーっと一緒に曲つくったり。丁度このROENTGENの時からかな、タッグをくん『だ』。その少し前からラルクで曲作る時とかに『』なりはじめて。ROENTGENは最初から最後までびっしり」
(ハイドの曲作りは)「気に入るまでアレンジを繰り返す。それに付き合って『くれて』ゴーストライター、僕にもしいるとしたらJINさんですね。僕が曲をああしてって言ったらやってくれるんですよ。僕にとってのゴーストライターはJINさん。すごく重宝してます。素敵なゴーストライター。色んな事をやらされてて可哀想なんですけど、そんなJINさんです」
 
「ALIとも随分長いですね。出会ってから長いと思うんですけど、普段ねーもう1人やかましい人がいるんで、Aliとしゃべることあんまりなかったかな」(だから、今回一緒にやってしゃべれてうれしい、というようなことを言ってました)
「元々Aliには憧れがあったんで。すごくいい曲をつくるん『です』。今回やってもらえるって『???』」
「普通のにん…日本人にはつくれない曲だなって思ってて。いつか僕の曲も作って欲しいなって思ってるくらい『いい曲を書きます』」
ALI「いつでもやりますよ」
 
「もう1人齋藤が『増えてしまったん』ですけど。急にね」
「これがほんとにね酒飲ますのがうまい!プレイもすごいんですけど、バンドのメンバー酒飲めるかですから。意外と重要なんで『飲めてしゃべれるか』大人になると」
 
「そういうメンバーでやりたいと思います」
「(お客さん達に)大丈夫?色々大丈夫?『???』りとか、自由『で』」

続く!

philomel at 21:38|PermalinkComments(2)TrackBack(0) HYDE | ライブ感想

2014年11月03日

拍手へのお返事

とても遅くなってしまいましたが…。

>skullさん
本当に素敵な歌詞ですよね!大好きです(´∇`)

>ひとみさん
お久しぶりです、いつもありがとうございます!
訳したくなるほどぐっとくる歌詞をこんなに生み出してくれるハイドさん素晴らしい…と、改めて感動です(*´ω`*)

>名無しさん
そう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます!

>おうりさん
わあ、どうもありがとうございます〜!長岡でああして初公開が聴けたのも良かったですよね…!
いえいえそんな!話しかけていただけてとても嬉しかったんです(*´ω`*)櫻さんのライブで、しかも和歌山でああして声をかけていただけて、テンション上がりました(´∇`)
関西圏のライブ、VAMPSでも時々行っていますし、機会がありましたらぜひまた♪



philomel at 17:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑記 

クリック証券の口コミ